Ans. 抜くこともあります。

早速答えを書きましたが、抜くことはあります。
しかしながら、ワイヤー矯正と比べるとインビザラインによる矯正治療では抜かないことも増えました。
一番の理由はワイヤー矯正と比べると、インビザラインによる矯正治療では遠心移動（歯を後方・喉側に移動させる）がおこない易いという点でしょう。
ただし、もちろんですが遠心移動にも限界はあります。歯を後ろに移動させるだけのスペースが後ろに無い場合はできません。
その判断の為に精密検査をおこないます。ただ単にお口の中を見ただけでは判断しません。

精密検査

アラインクチュールデンタルオフィス東京銀座院では、矯正治療を始める前におこなう検査として主に下記の項目をおこないます。

• お顔のお写真
• お口の中のお写真
• お口の中のスキャン（昔で言う型取り）
• エックス線写真（歯科用CT含む）

アラインクチュールデンタルオフィス東京銀座院の特徴としましては、いわゆる型取りをiTeroという口腔内スキャナーを用いておこなうことと歯科用CTを撮影することでしょうか。iTeroにてお口の中をスキャンしますと瞬時に3Dデータ化され、その場で患者様に患者様のお口の状態をお見せしながらご説明ができますし、そのデータを様々な用途に使用できますので昔のように何度も何度も型取りする必要がございませんので患者様の負担の軽減につながっていると考えています。また歯科用CTに関しましては顎の骨を輪切りにして診れるので、先ほども書きました通り、歯を任意の場所に移動させられるかの判断にとても役立ちます。

以上のように、たくさんの検査をおこないそれを充分に診査分析して初めて歯を抜く抜かない等判断しますので、精密検査は非常に重要となります。