矯正治療にかかる費用について全体的に書いていきます。
自由診療

まず第一に、矯正治療は基本的に自由診療(自費診療)となります。基本的に健康保険は使えません。
保険適用となる人もいらっしゃいますが、指定された先天性のご病気の人や顎変形症と診断された人などが適用となります。
自由診療とは自由に費用を決めていいということです。よって、クリニックによって費用は違います。
高すぎるのはもちろんですが、安すぎるのも不安かと思います。私は医療は安心安全が一番だと考えています。
矯正治療の方法で異なる

例えば、一部分のみの矯正治療(部分矯正)とお口全体の矯正治療(全体矯正)で費用は違います。もちろん一部分だけの矯正治療である部分矯正の方が安いでしょう。
また、ワイヤー矯正なのかマウスピース矯正なのかでも違います。ワイヤー矯正よりマウスピース矯正の方が高いことが多いです。それはマウスピース矯正の場合はそのマウスピース矯正の会社のシステム利用料的なコストがクリニック側にかかるからです。
さらに、ワイヤー矯正は表側に矯正器具を付けるのか裏側につけるのかで費用が違います。裏側矯正の場合は矯正器具から完全にオーダーメイドで作製することが多いので、その分表側矯正よりも非常に高いことが多いでしょう。
費用のイメージ
部分矯正〈 全体矯正
ワイヤー矯正(表側)〈 マウスピース矯正(インビザライン)〈 ワイヤー矯正(裏側)
相談・検査・診断の費用

矯正治療を始めるには以下の 3 ステップが必要です。
まず相談(初診診察)は、矯正治療を考えたときにまず一番最初におこなうこととなります。矯正歯科クリニックへ行き矯正相談をおこないます。形式的な診察(相談)のクリニックもあれば、診察(相談)時間を長く確保しじっくりとおこなうクリニックもあります。費用はさまざまで、無料のクリニックも多いですが無料の場合は形式的な相談(簡易的)が多い印象でしょうか。時間を取って丁寧に診察をおこなう場合は有料のところが多い印象です。当院は相談(初診診察)を非常に重要と考えており、現在は無料で最大120分診察時間をいただき丁寧に診察させていただいております。
検査と診断はセット料金のクリニックが多いでしょう。その費用はだいたい 5 万円ほどが東京都心部辺りでの相場でしょうか。検査・診断が無料のところはほとんどないでしょう。なぜなら、検査データをしっかりと分析して患者さまそれぞれオーダーメイドの治療計画を立案するからです。生半可な気持ちではできません。
診察料とトータルフィー

診察料(処置料)とは、ご来院の度に診察後に都度お支払いいただく費用のことです。だいたい 5 千円ほどが相場でしょうか。装置が壊れたり等何かしらイレギュラーなことが起きてしまった場合のご来院(急患)は無料となります。
トータルフィーとは先述した診察料(処置料)が矯正治療費に含まれているのでその費用をいただかないシステムのことです。よってクリニックにお財布を持っていかないでも問題ない(お支払いないので)です。よって一見良さそうですが、治療期間が短い場合などは都度払い(診察料有り)の方がお安くなることもあるので一概にどちらが良いとは言い切れません。
その他の費用

イレギュラーなことがおこった場合にかかることが多いです。例えば装置の紛失や破損して再注文再作製となった場合にその費用がかかることが多いでしょう。
【執筆・監修者】

院長 與儀 賢(よぎ さとし)
2015年 神奈川歯科大学 歯学部 歯学科 卒業
2022年 矯正歯科アラインクチュール 東京銀座院 院長就任
[講習会・セミナー]
2018年 Bio progressive Study Club basic seminar
2019年 ALIASリンガルストレートワイヤー ベーシックセミナー
2020年 フジタメソッド 歯列内側矯正セミナー
2021年 インビザラインシステム導入セミナー
2022年 プロシード歯科矯正用アンカースクリュー ベーシックセミナー
[所属団体・学会]
日本矯正歯科学会
日本舌側矯正歯科学会
東京矯正歯科学会




