矯正治療は始まりから終わりまでどのような流れなのか、丁寧に説明します。
相談(初診診察)

まずは相談(初診診察)から始まります。
ご自身の気になるところを診てもらいどのような状態か、どのように治していくかなどをご説明します。どこまで診るかはクリニックによって違いますし、診察時間も様々です。30~60分程が平均でしょうか。当院では90~120分お時間を頂戴しており、じっくりと丁寧に診察させていただきます。
検査

矯正治療において必ず必要な検査があります。これもクリニックによって多少違いますが次にあげる検査は最低限おこなう必要がございます。
お口の中のお写真、お顔のお写真、お口の中のスキャン、レントゲン写真(セファロは必須)などです。これらの検査から得たデータをじっくりと分析して治療方針を立てていきます。もちろん患者さま一人一人診断は違います。
診断

検査データを分析し患者さま個人の診断を作成します。診断によって治療方針が確定します。診断を丁寧にご説明し、患者さまの不安がなくなるまで質問にお答えしていきます。当院では120分程お時間をいただいております。
治療開始

診断(治療方針)に納得していただけましたらいよいよ矯正治療が始まります。
しっかりと注意事項を守っていただきながら治療をすすめていきます!
動的治療の終了(歯を動かすのを終える)

治療目標を達成しドクターと患者さま双方が納得しましたら歯を動かす治療は終わります。しかしながらここで終わりではありません!次のステージへ移行していきます。
保定(リテーナー)

ここから今度は歯を動かさない、歯をその場所で安定させる治療が始まります。リテーナーという装置をひたすら装着していただくという治療です。地味ですが非常に重要な治療となります。ここで怠けてしまうと後戻りがおきてしまい、今までの努力が水の泡となってしまう恐れがあります。気を引き締めて指示通り対処していただきます。
保定の終了(矯正治療の終わり)

保定を 2 年以上おこなうとリテーナーを使うのを止めても大丈夫です。もう歯が安定しているからです。しかしながら歯が絶対動かないわけではありません。なぜなら矯正治療したしていないに関わらす加齢変化は誰にでも起こるからです。可能な限りその綺麗な歯並びを保ちたいのであれば、リテーナーの使用は半永久的だと言えるでしょう。ただ寝ている時だけの使用で問題ないので、そこまで窮屈ではないと思います。
【執筆・監修者】
院長 與儀 賢(よぎ さとし)
2015年 神奈川歯科大学 歯学部 歯学科 卒業
2022年 アラインクチュールデンタルオフィス 東京銀座院 院長就任
[講習会・セミナー]
2018年 Bio progressive Study Club basic seminar
2019年 ALIASリンガルストレートワイヤー ベーシックセミナー
2020年 フジタメソッド 歯列内側矯正セミナー
2021年 インビザラインシステム導入セミナー
2022年 プロシード歯科矯正用アンカースクリュー ベーシックセミナー




