矯正治療と歯ぎしりについて

インビザライン専門の矯正歯科|矯正歯科アラインクチュール 東京銀座院

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矯正治療と歯ぎしりについて

矯正治療

歯ぎしりや噛みしめ、無意識にやっていませんか?

就寝中や緊張している時、なにかに集中している時など基本的には無意識の時におこなっていることが多いでしょう。

歯ぎしりや噛みしめは実はかなり強い力です。それが続くと歯の一部が欠けたりしてくることもあるくらいです。

矯正治療への影響

実は少なからず影響はあります。歯が計画通りに動いてくれない可能性があります。

皆さんイメージしてみてください。例えば机の上の物を前に押して動かしたいのに上からギュッと押されていたら、前に動かすのは大変ですよね?まさにそのようなイメージです。矯正治療はおおまかに言うと「押す・引く」という 2 つの力を複合的に作用させて歯を動かしていきます。よって、その動きを邪魔する力は歯の移動を阻害してしまいます。

インビザラインと歯ぎしり

ではインビザライン(マウスピース矯正)において歯ぎしりや噛みしめの習慣がある患者さまを治療する際の工夫にはどのようなものがあるでしょうか。

歯ぎしりや噛みしめの歯科的な治療の一つにマウスピース(マウスガード)を作製し使用していただくことがあります。もちろんマウスピースの厚み等は全然違いますが、インビザラインもマウスピースですよね?もちろんインビザラインは矯正治療用のマウスピースですがワイヤー矯正と比べると多少歯ぎしりや噛みしめの緩和も期待できるかと思います。

バイトランプ

バイトランプと呼ばれる突起をマウスピースの裏側、主に上の前歯の噛む面に設置します。歯に直接設置ではなくマウスピースの方に設置します。バイトランプがあることによって上下の歯を強く噛ませないことが可能になります。そうすることによって歯を動かすのに邪魔な力(歯ぎしりや噛みしめ)が軽減でき治療計画通りに歯を動かしていくことが可能になります。

咬筋へのアプローチ

上記方法でもなかなか歯が動かない場合は、咬筋(筋肉)へアプローチすることもあります。具体的にはボツリヌストキシン製剤を咬筋へ注射し咬筋の働きを和らげたりします。美容目的ではなく矯正治療のためにおこないます。

【執筆・監修者】

矯正歯科アラインクチュール 東京銀座院
院長 與儀 賢(よぎ さとし)
 2015年 神奈川歯科大学 歯学部 歯学科 卒業
 2022年 アラインクチュールデンタルオフィス 東京銀座院 院長就任

[講習会・セミナー]
 2018年 Bio progressive Study Club basic seminar
 2019年 ALIASリンガルストレートワイヤー ベーシックセミナー
 2020年 フジタメソッド 歯列内側矯正セミナー
 2021年 インビザラインシステム導入セミナー
 2022年 プロシード歯科矯正用アンカースクリュー ベーシックセミナー

[所属団体・学会]
 日本矯正歯科学会
 日本舌側矯正歯科学会
 東京矯正歯科学会

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