抜歯をともなう矯正治療

インビザライン専門の矯正歯科|アラインクチュールデンタルオフィス 東京銀座院

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抜歯をともなう矯正治療

矯正治療

皆さんできるなら歯は抜きたくないと思います。

しかしながら矯正治療において歯を抜くこと(抜歯)は非常に多いです。

ではなぜ歯を抜くのか、書いていきたいと思います。

歯を抜く理由

答えはシンプルです。歯を並べるスペースが無いからです。歯を並べるスペースがない原因は様々です。歯そのものが大きい場合、歯を並べる顎の骨が小さい場合などなど、その理由はさまざまですし原因が一つとも限らないでしょう。

よく患者さまにご説明する例え話をここでもしましょう。皆さんイメージしてみてください。

電車の座席ありますね。詳しくないので何人掛けか分かりませんが、例えば仮に 7 人掛けの座席があったとしましょう。そこに身体の大きな外国人 7 人は座れないでしょう。じゃあ平均的な身体の大きさの人が、都営大江戸線の座席(座席自体が小さいです)に 7 人座れるかというとまぁ座れるかもしれませんがギュウギュウになると思います。この例え話ですが、実は座る人が歯で座席が顎の骨のことを言っています。そして、顎の骨(座席)の大きさは矯正治療では変えられません。変えるとしたらそれは手術ということになります。したがいまして、顎の骨の大きさは変えられないが歯を綺麗に並べるとしたら、歯のサイズを変える(IPR、多少削る)か歯を抜くということになります。

抜歯は希望制ではありません。

たまに患者さまから歯を抜いて治療して下さいと言われることがあります。矯正歯科も医療です。患者さまが抜きたいから歯を抜くわけではありません。精密に検査をおこない、その検査結果をしっかりと分析して初めて歯を抜く抜かないを判断します。できるだけ歯を抜かない治療を第一に考えますが、スペースを作ってもスペースが足りないことが予測された場合は抜歯をご提案します。歯を抜くのは歯を並べるスペースがない時の最終手段なんです。ただもちろん無理矢理は抜きませんので安心して下さいね。

【執筆・監修者】

アラインクチュールデンタルオフィス 東京銀座院
院長 與儀 賢(よぎ さとし)
 2015年 神奈川歯科大学 歯学部 歯学科 卒業
 2022年 アラインクチュールデンタルオフィス 東京銀座院 院長就任

[講習会・セミナー]
 2018年 Bio progressive Study Club basic seminar
 2019年 ALIASリンガルストレートワイヤー ベーシックセミナー
 2020年 フジタメソッド 歯列内側矯正セミナー
 2021年 インビザラインシステム導入セミナー
 2022年 プロシード歯科矯正用アンカースクリュー ベーシックセミナー

[所属団体・学会]
 日本矯正歯科学会
 日本舌側矯正歯科学会
 東京矯正歯科学会

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