インビザラインについて
インビザラインとは
透明なマウスピース型の矯正装置(アライナー)の製品名になります。
矯正装置を歯に装着して段階的に歯を動かし、歯並びを整える矯正治療装置です。
治療方法はインビザラインを「1日21時間を1カウント」として7カウント(7日間)装着。もしくは、「1日20時間を1カウント」を8カウント(8日間)装着することで1枚につき最大で0.25ミリ歯が移動します。
その後次のアライナーに進み複数のマウスピースを使用することにより歯並びを整えていきます。
取り外しが可能な矯正治療装置なので、ワイヤー矯正(マルチブラケット装置)のような不快感は改善されています。
〇 メリット
❶ 歯列矯正をしていることがバレにくい。
透明なマウスピース型の矯正装置を使用するため、インビザラインをしていることが、他の人から見てわかりづらいです。
学生の方や、ビジネスシーン、結婚式を控えている女性など、患者様のライフスタイルに合わせた治療を行うことができます。
❷ 矯正装置の取り外しが簡易的にできる。
従来のワイヤー矯正では、簡易的に矯正装置を取り外すことができませんでした。
しかし、インビザラインでは簡易的に着脱可能な矯正装置なので普段通りの食事を楽しむことができ、歯を磨くときに取り外すことにより、お口の中を清潔に保つことができます。また、記念撮影やイベントなど特別な日にも矯正装置を気にすることなく楽しむことができます。
❸ インビザライン装着時の違和感や痛みが少ない。
インビザライン1枚の厚みは、僅か0.5mm程度なので、お口の中に入れた時の違和感がほとんどありません。
個人差はありますが、矯正装置の締め付けによる痛みが少なく、快適に治療を進めることができます。
❹ 治療開始から治療終了までの流れがわかりやすい。
患者様の口腔内をスキャンし、3DCGのシミュレーション動画を作成することができので、どのタイミングでどれくらい歯が移動しているか予測が立てやすく、治療期間も事前に把握することができます。
× デメリット
❶ 歯科医師によって、治療できない症例がある。
インビザライン矯正は、歯科医師の診断によって治療計画が作成されます。症例によっては、インビザライン矯正ができない。と言われるケースもございます。
当院では、インビザライン矯正専門で治療を行っており、様々な症例に対応してきました。まずはお気軽にご相談ください。
❷ 症例によって、費用が高額になるケースがある。
患者様の歯並びの状態によっては、マウスピース矯正装置の枚数が他の患者様より多くなる場合がございます。その場合、インビザラインの製造にかかるコストが増えるため、高額になる場合があります。
当院では【最高レベルの矯正治療を適正価格で。】をコンセプトにしておりますので、具体的な費用に関しても、診察し丁寧にご説明いたします。
❸ 装着時間を守るために、自己管理が必要。
矯正装置の取り外しが自由な分、1日の装着時間をご自身で管理していく必要性がございます。理想の歯並びに近づけるためには、患者様のご協力も必要となります。装着時間を守ることができないと、治療計画より治療期間が伸びてしまったり、歯並びが予定通りに動かない場合もございますので、注意が必要です。
よくある質問
インビザラインがおすすめの人は?
矯正治療中の見た目が気になる方が特におすすめです。
お子さまの学校で治療中の見た目が心配な親御さん、忙しいビジネスパーソン、結婚式を控えている方など様々ならライフスタイルでも気にならない矯正治療です。
治療期間はどれくらいですか?
患者様のご要望や、歯並びによっても変わりますが最短、半年程度で治療を終えるプランもございます。
平均的には保定期間も込みで2年程度となります。
治療中に痛みはありますか?
ワイヤー矯正と比べると、ほとんど痛みはなく違和感程度となります。
ただし、歯に食べ物が詰まった状態で、マウスピースをすると痛みが生じることもございます。
インビザラインを付けたまま、飲食できるものはありますか?
基本的に、お水以外は推奨できません。歯やマウスピースへの着色、虫歯の原因やマウスピースが破損してしまう恐れがあります。
特にマウスピースを付けたままガムを噛んでしまうと、取れなくなってしまう可能性があるので控えてください。
後戻りはしますか?
どのような矯正治療にも個人差はありますが、後戻りの可能性はあります。
歯が元の位置に戻ろうとする、自然なことではありますので保定装置を装着して後戻りを防ぎます。
保険適用になりますか?
患者様の疾患によっては、保険適用となる場合がございます。
厚生労働大臣が定める疾患がまとまっておりますので、詳細をご確認いただき歯科医師までご相談ください。
参照:公益社団法人 日本矯正歯科学会より
お支払方法は何がありますか?
お振込み、またはクレジットカードでのお支払いと、デンタルローンによる分割払いの方法がございます。当院では、費用面でのご不安なく最良の治療を受けていただきたいと考えておりますので、お気軽にご相談ください。
医療費控除の対象になりますか?
矯正治療は、見た目だけキレイにする。などの審美目的の場合は医療費控除の対象となりません。ただし、機能的(叢生や正中離開など)問題の改善など、治療行為を目的としている歯列矯正の場合には医療費控除が認められます。
詳細:国税庁ホームページ
インビザライン矯正の注意点はありますか?
まず、正確な診断を行ってもらえる矯正歯科を選びましょう。矯正治療中の方はインビザラインの装着時間を正しく守り、矯正装置を正しく装着するために使用するアライナーチューイーと呼ばれる、アイテムを使用し装着するようにしてください。
矯正治療ができない人はいますか?
重度の歯周病や、骨格に異常が認めらる方は矯正治療を行うことができないケースがございます。まずは、歯科医師にご相談ください。
歯並びが悪くワイヤー矯正しかできないと言われました。
歯科医師にも得意な矯正治療方法があり、歯科医師の診断や治療計画によっては難症例の場合でも、インビザラインでの治療が可能なケースが多くあります。インビザライン専門で矯正治療を行っている当院までご相談ください。